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2024春のお話し

春と言えば新年度。

と、その前に、令和5年度のことを少々。。。


卒園した2歳児のお子さんたちと他の園に移られた1歳児のお子さんがいない4月1日は、やはり何か寂しいものがありました。

いつもの時刻に聞こえていた声、見せてくれた笑顔の数々・・・

令和5年度の2歳児のお子さんたちは、実に個性がキラキラでした。

しっかり自己主張もするし、お兄さん・お姉さんとしてふるまってみたり、赤ちゃんになってみたり。

令和5年度が始まってすぐから「鬼」が流行って、2月の節分まで「鬼」の流行が続いていたり。

最終週に行ったお別れ会では、素敵な歌の披露と手話も見せてくれました。

涙腺崩壊の担任と共に、目頭が熱くなり、笑ってごまかしていました。

保護者の皆さんを前に、園長からの言葉を用意していましたが、照れくささからなのか、笑顔と笑い声と満たされたお子さんたちを前に私の言葉はぽーんとどこかに飛んでいき、

「お友だちと手を繋いで歩くようになった人~」

「ひじきが食べられるようになった人~」

等という具合にお子さんたちに問いかけていました。


大人がお子さんたちを「できた」「できない」の観点で見ることは保育においてはNG、という考えの私ですが、お子さんたちが得た達成の喜びは「できた!」という実感からのものなんですよね。

これからも、大人目線の「できた・できない」ではなく、お子さんたちが「できた!」と感じることで得られる達成感や喜びがたくさんある日々を送って欲しいです。

在園していようとも卒園しようとも、サンベビーでご縁のあったお子さんたちはサンベビーっ子に変わりはありません。

あの親御さんはどうされているかしら?と、親御さんに思いが至ることもありますので、ぜひ、時々はお顔を見せにお越し頂けると嬉しいです。


さて。

令和6年度は、新たに0歳のお子さん5名、1歳のお子さん4名がサンベビー仲間に加わりました。

慣れ保育の方法を変えてみよう!ということで、今年度、初めて、4月1日は保護者の方とお子さんとで1時間ほど、一緒に保育室で過ごして頂きました。

その影響なのでしょうか?

例年になく、お子さんたちの泣きの時間が極端に少ない1週目となりました。

1階の保育室で過ごす新入園のお子さんたちは、最初の頃は父母を求めて泣く姿もありましたが、慣れ保育が終わり、通常保育に移行した今週から、笑顔の時間が各段に増えました。

2階の保育室で過ごしている新入園のお子さんたちのうち、1名は全く泣くことなく過ごしていますし、もう1名は2週目後半に体調を崩したこともあり、一日の中の1%くらいの時間でしょうか。少し泣く姿も見せてくれるようになりました。


年度初めの新入園のお子さんたちは初めての空間、初めての生活の流れの中にいて緊張の連続なのでしょう。園での午睡が短いお子さんが多いものですが、反面、午前睡や午後睡など睡眠のタイミングも個々に異なりますので、丁寧に5分チェックを実施しています。


2歳児となったお子さんたちは、自分たちが「一番お兄さん・お姉さんなんだ」という思いが芽生えたのでしょうか。

急にお兄さん・お姉さんになった姿に、職員一同、驚きと感動を頂きました。

あんなに赤ちゃんだったお子さんたちが言葉でのやり取りをたくさんしていて、とにかくとても感動している私です。


と、嬉しいことばかりでもなく・・・

2週目途中から、園内で咳風邪が見られ始め、流行りものであるRSウイルスのご来訪となりました。

驚かせてしまうかもしれませんが、RSウイルスと言えば、入園したばかりの午睡中の事故と並んで、SUDI=予期せぬ子どもの突然死を引き起こす要因の一つとされています。

症状が重篤でない場合、ウイルス特定のための検査をしない医療機関が増えていますが、とある小児科医さんが検査結果から保護者の方に

「保育園に通園しているならRSウイルス罹患児がいることは園にお知らせするように」

とご助言くださったそうです。

大変ありがたいことですので、早速、保護者の皆さんには園内掲示とメールでのお知らせを流しました。


PDF資料のページを少しずつですが令和6年度のものに入れ替えています。

毎月のえんだよりにある「ねらい」や、PDF資料の中にある「保育計画」などには、私たち保育者が日々の生活が充実するように、様々な計画を持っていることが伝わると思います。

保育園は保育者とお子さんたち=大人と子どもの集団がわちゃわちゃと過ごす場ではないこと。

保育者たちが個々のお子さんたちと集団になった時のお子さんたちとに、様々な願いを持っていること、知ってもらえたら幸いです。


今年度は、地域のご家庭向けのイベントを用意しています。

ぜひ、足をお運び頂けたら嬉しいです。 写真が・・・うまく上がりません・・・ 次回、頑張ります。。。

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