2歳児クラスは2名の入園がありました。
二人とも、同じ保育園から移ってきたためなのか、不安そうな様子は見られたものの大きく泣くことなく、徐々に慣れていきました。
継続のお子さんたちは、お友だち同士のトラブルが減りました。お部屋が狭くなったからなのか、新しいお部屋でまだ少し好奇心が勝るからなのかは分かりませんが、お友だちと楽しそうに関わる姿に成長を感じます。
1歳児クラスは4名の入園がありました。
3日の週は泣いていたお子さんも、今では笑顔の時間が多くあります。
継続のお子さん6名ははじまりの頃は新しいお友だちや新しい担任も増えて戸惑いが見られましたが、今ではすっかり階段を上った先の保育室で過ごす生活に馴染んでいる様子です。
0歳児クラスは3名の入園がありました。
今年度は引き続き0歳児さんのお子さんがいませんので、3名でのんびりと過ごしています。
先生方の様子は、というと・・・
今年の0歳児担任の一人は久しぶりの0歳児担任にワクワクしている様子。
早速、ドキュメンテーションを作っていました。(ワクワク感がとても嬉しいです)
ワクワク!と言えば・・・
サン・ベビールーム、実はこっそり食育に力を入れているのですが、その中心である栄養士もこんなかわいいものを作ってくれて、毎日更新しています。
実はこの掲示物は、令和4年度の保護者委員会にて代表を務めてくださっていた保護者の方から
「給食の写真だけでなく、献立も一緒に掲示してあると嬉しい」
というお声があったことを伝えると、栄養士が慣れないPC操作、慣れない工作に向き合って作ってくれたものになります。(お子さんの誤飲に留意しなければならない大きさなので、人の手が届かない、お子さんが触らない場所に掲示しています。)
保護者の方からのご要望には、時に「むむむ・・・」と思案のしどころなものもありますが、多くの場合は私たち保育者集団を「ワクワク」楽しい気持ちにしてくれます。
それは、「お子さんにとって良いこと」からのご提案だからであり、一緒に「お子さんにとって良いこと」を考えていかれることはとても嬉しく、保育者だからこその喜びです。
また、4月に入園したお子さんたちのミルクの飲みが良くなったり、長く睡眠したり、笑顔であったり、自ら自分の思いをジェスチャーや言葉にしたり・・・といった変化にも
「安心してくれてありがとう!」
と、とても嬉しい気持ちになります。
「あれなんだろう?」
「おもしろそう!」
「やってみたい!」
そうした感情は、根底に安心感があるからこそ芽生える思い。
これからのサン・ベビーでの生活を通して、たくさん遊んで、たくさん食べて、たくさん眠って、たくさんの笑顔になってくれますように、と、願っています。
保護者の皆様には、園生活がはじめてであろうと、以前通っていた場所があろうとも、これから新しい関係を構築していこうとしている他者(私たち)にお子さんを預けることの不安はあって当然だろうと思います。
私たち保育者集団も、保護者の皆さんと信頼に基づいた関係を築いていきたいと思っています。その信頼の種は、大人同士の直接のやり取りだけではなく、お子さんの姿を通して感じるものなのではないかな、とも。
だからこそ、保護者の皆様にお願いです。
園の保育内容や保育者のことなど、何か少しでも気に掛かることがあれば、
「大した事はない」
と済ませようとせず、お伝えいただきたいと思っています。
ちょうど今日は私立園長会がありましたが、他の園の園長職の皆さんと顔を合わせてお話しをする中、どこの保育園もみな「お子さんにとって最善」を目指していきたいという思いは同じだなと感じました。
つい先日、3月に卒園したお子さんが早速遊びに来てくれました。
最初はもじもじしていたものの、卒園時の担任が顔を見せると大はしゃぎ!
そうした姿を見るにつけ、先生方にはこの園に長くお勤め頂き、卒園児の皆さんの「港」になってもらえたらなと、そのために園長としてできることをしていきたいなと思います。
今年度は、在園履歴のあるご家庭の小中学生を対象とした育児体験を実施したいと考えています。内容が定まり、日程が確定しましたら、HPでお知らせしますね。
保育のことというよりも、なんとなく、自分の思いを吐露するブログになってしまいましたが・・・
令和5年度も不定期更新となることは必至にて恐縮ですが、どうぞよろしくお願いします。
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