さて。
在宅勤務の保護者の皆さまは、休業中の方とは少し異なる困りごとがありますよね。
私、保育士になる随分前はプログラミングを生業としていて、子の体調不良時は自宅勤務をしていました。
打ち合わせの電話中や、良いコードが思いついて波に乗ってダダダダダっと打ち込んでいる時に限って姉妹揃って
「ぎゃー!」
「うっきゃー!」
・・・
お腹すいたら「ママー!」
喉が渇いたら「ママー!」
面白いことがあったら「ママー!」
困ったことがあったら「ママー!」
集中して遊んでる?よし!今だ!と思うと、「ママー!」
でも、それはそうなんですよね。
普段は外勤で朝晩のルーティンワークの時間しか共に過ごせない母が家にいるんですもの。
子は嬉しいから構って欲しいのは当然ですね。
嬉しそうなその表情に、嬉しい反応をしない訳にはいきません。
でも仕事は進めなくてはならない。。。
そこで私が在宅勤務の時は、普段の外勤の時とは逆に、
仕事は子が寝ている隙に。
家事は子が起きている時に。
子も家事を一緒にやってる気分を味わってもらうようにしていました。
ごはんの準備。
キッチンの足元。
割れない食器やボウル、へらや泡だて器を預けます。
そして、剥いたにんじんの皮、房を取ったブロッコリーの茎等の野菜くずを渡します。
それだけで子どもは独自の遊びをしていました。
大根を足元に置いていたら、おいしそうに葉っぱを食べていた子もいれば、葉っぱをストローに見立ててジュースを飲む振りをしたり、家具の隙間に差し込もうとしていたり・・・(笑)
玉ねぎは目が痛くて泣いていましたから、要注意です。
洗濯物干し。
洗い終わった洗濯物を自分の干す順番にカゴに入れて干場へ。
私の足元で、子にカゴから一つずつ洗濯物をつまんでもらい、「あい、どーじょ」と渡してもらいます。
「あい、どーじょ」「あい、どーも」
「あい、どーじょ」「あい、どーも」・・・
これだけですが、なぜか笑えます。
延々繰り返した後、空になった洗濯カゴに「ないなーい!」とバイバイして叫ぶ子。
その後、カゴに入る、カゴを被る、振り回す、おもちゃを入れて運ぶ、などなど・・・なかなか面白かったです。
そうそう。
洗濯バサミを持たせたら、30分くらい、ずっと集中して、開き方にチャレンジしている子もいました。
「ママ、ちょっとお仕事したいから、お掃除してくれると嬉しいな~」
と、雑巾、ハンディーモップ、コロコロ等を用意して、あちこち掃除してもらうことも。
絶対に一度はどの子もやったことが、
・自分の髪をコロコロして取れなくて泣く
・モップの埃をつまんで丸めておもちゃにする
そんな姿を見て、ひどい母な私は爆笑していました(笑)
日常が変わることでの戸惑いは、大人も子どもも一緒です。
ぜひ、今は非日常なんだと割り切って、面白いこと、探してみましょう。
そのお手伝いができたら、本当に嬉しいです(^^)
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