睡眠って本当に大事
- YS
- 2024年12月23日
- 読了時間: 5分
年の瀬迫り、明日はクリスマスイブという本日。サンベビーの登園児童数は26名中8名!インフルエンザが猛威を振るっております。元気に登園しているお子さんたちは、最近、予防接種を受けているお子さんたち。今日も冷たい空気の中でもお散歩を楽しんでいました。
さて、そんなサンベビーから、本日は睡眠に関する研修報告をお届けします。
先日、職員の一人が、東京都教育委員会主催の
「子どもの発達における睡眠の重要性 ~科学的根拠に基づいた知識を得て、家庭での取り組みを支援する~」
と題した研修に参加しました。
研修報告の際の彼女の表情はとてもはつらつとしていて、ぜひ、保護者の皆様とも共有したく、こちらでお知らせします。
とその前に・・・
サン・ベビールームでは、入園をご検討の方々に向けた見学説明会にて、
①お子さんの入園時の慣れ保育・慣らし保育の時期は、保護者の方がお仕事をしながらこれから長く続くお子さんとの生活を送るための生活サイクルを整える時期であること。
②当園の延長保育が、当日の夕方でも受け付ける柔軟性を持ちながらも、スポット利用のみの設定となっている理由。
を必ずお話ししています。
①について
妊娠前や出産前の生活の流れは「自分の計画通り」になることがほとんどだったでしょう。
しかし、お子さんが生まれてからというもの、思い描いた時刻に準備が整うことや外出することが難しい時期があったり、そうなるまでにそれなりの時間・期間・機会を要したりした方もいらっしゃるかと思います。
お子さんも一人の人間ですから生理的欲求があり、しかし我慢などは当然難しく、親に都合の良いように寝たり、飲んだり、食べたり、出したりしてくれる訳ではありません。
けれど保育園に通う生活が始まるということは、多くの方がお子さんを園に預けた後、決められた時刻までに出勤しなければなりませんし、保育園にお迎えに行って帰宅してからも、明日を見据えてある程度の時刻までに多くのことを滞りなく進めていかなければなりません。
食事の用意、掃除や洗濯、自分の入浴や身支度、保育園の用意などなど、何をどこのタイミングで行うのか試行錯誤をする期間、それが慣れ保育の期間でもあるのです。
②について。
食べてすぐの入浴や睡眠は、体への負担が大きいもの。
推奨される睡眠時間や小学生以降の登校時刻などから考える望ましい就寝時刻である21時までの就寝を目指して逆算すると、20:30までに入浴を済ませる、20:00までの食事を済ませる、19:30までに夕飯の準備を整え食べ始めることになります。
時には外食でも良いでしょう。レンジでチンでもおいしいご飯もたくさんあります。一人で食べられるようになったから、食べているうちに明日の用意をしたいと思うでしょう。授乳中は身動きが取れなかった分、一人で食べてくれるようになるとついつい席を離れてしまうかもしれません。また妹弟の授乳があって、お子さんの食事が孤食になることが当たり前になっているかもしれません。 でも、「食事は餌ではありません」
毎日同じものではお子さんだって飽きてしまいます。お子さんがタブレットやスマホ、テレビを見ながら一人で口に運ぶ食事は、お子さんにとって望ましい風景ではありません。
ぜひ、食と睡眠という、大人のサポートに依存するお子さんの生活を、睡眠を起点にして今一度、確認してもらえたらありがたく存じます。
さて、前置きが長くなり失礼しました。 職員が受けた研修では
世界のあちらこちらで行われている様々な観察や研究から、乳幼児期の睡眠時間が短いことは後年の情緒障害・うつ・発達障害のリスクになること。
子どもの睡眠・覚醒のリズムは重要なポイントとして、 1~2歳は11~14時間
3~5歳は10~13時間
小学生は9~12時間
中高生は8~10時間
の睡眠が必要。
なんと大谷選手は10時間を基本として最低でも8時間の睡眠を確保していて、体力回復や翌日のベストパフォーマンスのためにいつ眠るのかの準備を数日前から計画しているんですって!
眠る環境(眠る努力)として 寝る前に食べない。
寝る前には遊びや運動といった興奮することをしない。
脳の興奮が高まるスマホ・ゲーム・テレビなどのメディアは最低でも眠る1時間前に切る。
メラトニン分泌のために、夜は暗くする。昼寝は暗くしない。
体温が下がり眠りにつきやすくなるため入浴すると良い。
乳幼児の睡眠障害へのサポート方法として 2週間程度の睡眠表をつけてみる 夜間の授乳を1歳で1回程度にする
小学生までは21時には就寝する。
朝6~7時に起こす。
メディアやICT機器との付き合い方を考える。
保護者の生活・睡眠環境を見直す。
貧血は睡眠の質を下げるため、鉄・フェリチンの値の評価をする。
便秘やアトピー性皮膚炎、鼻炎などは睡眠を妨げるので治療する。
といった内容を学んだようです。
年末年始は「年越し」という特別な日もあり、「保育園に行く」「仕事に行く」といういつもの行動がなくなり、なんとなく、生活が夜にずれ込みやすくなりますね。
でもそれは大人だけのお楽しみとして、お子さんはいつも通りの時刻にお布団に入り、いつも通りの朝を迎え、いつも通りの生活が送れるようにしてまいりましょう。 もしよかったら、年末年始のお休み期間中だけでも「睡眠表」をつけてみませんか? 私も睡眠に悩んでいる一人なので、取り組んでみようかなと思います。 ※睡眠日誌
https://www.ncnp.go.jp/hospital/patient/docs/suimin.pdf
NCNP病院 国立精神・神経医療センター「睡眠日誌について」WEBページより
https://www.ncnp.go.jp/hospital/sleep-column9.html

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